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最後の恋 [本]

「最後の恋 つまり,自分史上最高の恋」
という本を読みました。

6人の作家のアンソロジーで,
どれもとても面白かったです。

犬の春太が主人公の「春太の毎日」では,
春太は,最愛の飼い主麻子のことを,
自分の死後のことまで心配します。

「私は鏡」では,美容室の手鏡が,お客の女性に恋をして,
「わたしは,今あるようなわたしでしかなく,そういうわたしの一生の中でその人に出会えたことをよかったと思う。」と考えます。


どのお話も,人に恋する熱く切ない思いが切々と伝わってきて,感動します。

人を恋することは,幸福で素晴らしいことだと思います。


最後の恋―つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫) [文庫]
阿川 佐和子 (著), 沢村 凜 (著), 三浦 しをん (著), 柴田 よしき (著), 乃南 アサ (著), 谷村 志穂 (著), 角田 光代 (著) 松尾 由美 (著)
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コメント 4

HIROMI

犬が飼い主に恋をする…江國香織さんの作品が好きだったなあと、思い出しました。
by HIROMI (2010-10-03 00:27) 

atsuko

HIROMIさん
おはようございます。
江國香織さんの作品にも,犬のお話があるのですか。
読んでみたいです。
by atsuko (2010-10-03 08:55) 

てんてん

「最後の恋 つまり,自分史上最高の恋」
読んでみたくなりました(´◇`)
by てんてん (2010-10-03 22:56) 

atsuko

てんてんさん
お時間があったら,
ぜひ読んでみてくださいね。
by atsuko (2010-10-04 19:57) 

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