サヨナライツカ

アトリエでの生活は，
制作，お習字，ビールを飲んでぼんやり，お昼寝，
そして，読書です。

この夏は特に，辻仁成をよく読みました。

久々にミポリンが主演したという映画は見そびれましたが，
本の「サヨナライツカ」は，面白く読みました。

映画でミポリン演じる主人公沓子（とうこ）は，
束の間の恋をした男性を，一生愛して死んでゆくとういう物語なのですが，
そんなことってあるかなーと思いながら読みました。
過去の男を心の支えにして生きていけるほど，
女一人で生きていくのは甘くないし，
人生，長すぎると思います。

少し，男性の女性に対する希望的発想のような気がしました。

でも，物語の中に出てくる詩が，とても良くて，
書道の作品にも使いました。


サヨナライツカ

永遠の幸福なんてないように
永遠の不幸もない
いつかサヨナラがやってきて，いつかコンニチハがやってくる
人間は死ぬとき，愛されたことを思い出すヒトと
愛したことを思い出すヒトとにわかれる

私はきっと愛したことを思い出す

[代筆屋」と「そこの僕はいいた」も，とても面白かったです。

コメント 4

私はですね、辻仁成さんと江國香織さんの「冷静と情熱の間」が大好きです。ご存じですか？映画になってDVDも持ってます。男の人の側と女の人の側から書いていて、一緒に読むと、2人の違いがわかります。
by ＨＩＲＯＭＩ (2010-09-15 00:28) 

おはようございます。
とても憧れる生活をしていますね。
ほっとするブログです。
これからも楽しみにしております。
by ムッシュ (2010-09-15 04:03) 

HIROMIさん
「冷静と情熱の間」は，赤も青も読みました。
DVDも持っています。
竹野内豊がいいですよね。
by atsuko (2010-09-15 19:08) 

ムッシュさん
ムッシュさんのブログもほっとします。
トレーニング，頑張ってくださいね。
by atsuko (2010-09-15 19:18)